1975年　日本女子大学 文学部国文学科卒

同年  　（株）博報堂入社

CMディレクター、クリエイティブディレクター、

クリエイティブプロデューサーとして多数の大手企業、

グローバル企業担当を歴任。

省庁との共同コミュニケーション活動にも、中心的立場で参画。

ヨーロッパを中心とした海外スタッフとの共同業務等、

独自のグローバルネットワークをベースとした活動にも強みを持つ。　　　　　　　

40年近く、クリエイティブの現場を離れることなく、

常に「表現」と「戦略構築」の最前線にいます。

物心つくかつかない幼子のころから、

芝居好きの母に連れられて、しょっちゅう歌舞伎座へ。

飽きもせずにおとなしく舞台を観賞する、いい子（？）でした。

学生時代は、ミュージカル、新劇、商業演劇、宝塚、オペラに、

お能、お狂言と、何でも実によく観ました。

演劇部に所属して演出もしましたし、

女子だけの学校でしたので、男役もやりました。

もちろん、今も時間の許す限り何でも拝見しますし、

歌舞伎の解説は、学問的すぎたり専門的すぎるより、

歌舞伎のことや演目のことに少し詳しいヒト（解説者）が、

一緒に芝居見物に出かけたお知り合い（お客様）に、

お邪魔にならない範囲で、知っていることをさりげなく

耳元でお伝えする、というのが基本かなぁと思っています。

そんな風にお聴きいただければとても嬉しいのですが、

如何でしょうか？

日本語は、本当に美しい言葉です。

仕事で必要にかられて英語も勉強しましたし、

フランス語も大好きな言語です。　若者言葉の中にも、

ナルホド！と思えるなかなか悪くない表現ももちろんありますが、

“響きの美しさ” “意味の奥深さ” “微妙なニュアンスの見事さ”をはじめ、数え上げればきりのないほどの「日本語の魅力」を、

いつまでも、大切に大切にしていきたいものだと思っています。