『松浦の太鼓』
(まつうらのたいこ)
くまどりん
忠臣蔵(ちゅうしんぐら)にまつわるお話。
大石内蔵助(おおいしくらのすけ)と、山鹿素行(やまがそこう)の塾の同門だった松浦鎮信公(まつうらしずのぶ こう)は、内蔵助がなかなか吉良(きら)を討たないのでイライラをつのらせます。  そんな師走(しわす=12月)の14日の晩、鎮信は、俳人宝井其角(はいじん たからいきかく)から赤穂浪士(あこうろうし)・大高源吾(おおたかげんご)がその日よんだという句を聞き、「まもなく討入り」と確信。  やがて隣の吉良邸から、聞き覚えのある山鹿流(やまがりゅう)の太鼓の響きが・・・。
お殿様につられて観客もワクワクしてくるうれしいお芝居。  ちなみに、2002年は赤穂義士討入りから300年にあたり、数多くの義士にまつわるお芝居が上演されました。
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