今月の観どころ・聴きどころ

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今月のスケジュール  来月のスケジュール
 
歌舞伎座 国立小劇場 国立大劇場    
 歌舞伎座 二月大歌舞伎 2月2日(日)~26日(水)
解説者 開演 終演 幕間
昼の部 菅原伝授手習鑑
加茂堤
三浦広平 11:00 11:27 35
菅原伝授手習鑑
筆法伝授
市井佳代子 12:02 1:25 20

菅原伝授手習鑑
道明寺

高木秀樹 1:45 3:37  
夜の部 八陣守護城 横出葵 4:30 4:54 20
羽衣 園田栄治 5:14 5:44 35
人情噺文七元結 髙木美智子 6:19 7:33 15
道行故郷の初雪 中川美奈子 7:48 8:13  
*
タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ

菅原伝授手習鑑 加茂堤(三浦広平)
季節はのどかな春、京の都を流れる加茂川の堤。二組の若いカップルの微笑ましいイチャイチャ、色模様からはじまりますが、それは束の間の幸せでした―『菅原伝授手習鑑』で起こる全ての悲劇の発端が描かれる場面です。
十三代目仁左衛門、大松嶋追善狂言の幕開きとあって、孫にあたる孝太郎(八重)、そして曾孫の千之助(苅屋姫)が、あでやかな女方ぶりを見せてくれることでしょう。
開演前の放送では、この作品全体の主要な人物関係と、加茂堤の場に至るまでの物語のあらましをご案内しますので、お耳を拝借できれば幸いです。

 

菅原伝授手習鑑 道明寺(高木秀樹)
私事で恐縮ですが、これまでの観劇歴で一番の舞台を挙げろと言われれば、昭和63年2月の歌舞伎座『道明寺』であると、お答えしております。
先代十三代目仁左衛門が菅丞相を勤め、以下、梅幸・福助(現梅玉)・権十郎(先代)・我當・宗十郎(なつかしい!)・田之助・秀太郎という「完璧な」配役でした。おまけにイヤホン解説が亡き小山觀翁先生で、これまた絶品!

現仁左衛門は25年前、孝夫時代の平成7年に初めて菅丞相の役を演じ今回が6度目。後に天神となる丞相で先代は神々しいばかりの舞台でした。当代はさらに、愛娘・苅屋姫への情愛が深く滲み出た“父性”も強く感じられる丞相です。初役となる片岡千之助(仁左衛門の孫)との共演。

 

道行故郷の初雪(中川美奈子)
夜の部最後の幕は、近松門左衛門「冥途の飛脚」を下敷きに生まれた多くの「梅川・忠兵衛もの」の中から、清元の名曲「道行故郷の初雪」でございます。大坂新町の遊女梅川に入れあげ、為替金横領の大罪を犯した飛脚屋の養子忠兵衛。ひと目故郷を見たいと逃避行の末、梅川とともに大和の新口村へ辿り着くのです。雪の中に浮かぶ黒縮緬の対の衣裳の美しさ、哀艶な清元の調べが見るものの胸を打ちます。死を覚悟した恋人たち、忠兵衛には中村梅玉、遊女梅川には昨年人間国宝の認定を受けた片岡秀太郎。また、相方とはぐれた門付け芸人の万才に尾上松緑が扮し、恋人たちを慰めますが、その軽やかさやおかしみがいっそう二人の運命の哀切を際立たせてゆきます。

寒い冬の夜、叙情豊かな美しい舞踊のひと幕をどうぞお楽しみくださいませ。
 国立小劇場 二月文楽公演 2月8日(土)~24日(月・休)
演目 解説者 開演 終演 幕間
第一部 菅原伝授手習鑑
吉田社頭車曳の段
渡辺まり 11:00 11:30 25

菅原伝授手習鑑
佐太村茶筅酒の段

高木秀樹 11:55 12:31 0
菅原伝授手習鑑
同      喧嘩の段
12:31 12:44 0
菅原伝授手習鑑
同      訴訟の段
12:44 1:02 0
菅原伝授手習鑑
同     桜丸切腹の段
1:02 1:40  
第二部 新版歌祭文
野崎村の段
松下かほる 2:15 3:36 20
傾城反魂香
土佐将監閑居の段
鈴木多美 3:56 5:02  
第三部 傾城恋飛脚
新口村の段
渡辺まり 6:00 6:55 30
鳴響安宅新関
勧進帳の段
鈴木多美 7:25 8:34  
* 第1部:午前11時開演
第2部:午後2時15分開演
第3部:午後6時開演
*
タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ

菅原伝授手習鑑 佐太村茶筅酒・同 喧嘩・同 訴訟・同 桜丸切腹の段(高木秀樹)
「桜丸切腹の段」とあるとおり、三つ子の内の一人・桜丸が菅丞相流罪の責任を取り自刃するまでを描きます。結末は判っております。観劇のポイントはそこに至るまでの経緯。我が子の命を救いたいと懸命な父・白太夫の姿、そこが一番の見どころです。

しかし物語では父の願いを裏切る不幸な出来事が次々と起こり、ついに父の介錯で切腹が…。白太夫の人形は吉田和生、桜丸は吉田簑助という両人間国宝による舞台。ここを語る竹本千歳太夫の責任は重大!

傾城反魂香(鈴木多美)
竹本津駒太夫改め六代目竹本錣太夫の襲名披露狂言です。昭和44年入門の津駒太夫を手ほどきしたのが師匠四代目竹本津太夫の相三味線だった六代目鶴澤寛治。六代目寛治は若い頃五代目錣太夫と親しく「錣太夫」の名跡を預かりました。五代目錣太夫は時代物・世話物・艶物・チャリ物を面白く語る太夫で、六代目寛治の子で津駒太夫の相三味線を長く務めた七代目寛治が津駒太夫に名跡を譲ったのです。今年は師匠津太夫の三十三回忌に当たり、津太夫は大曲一段を一人で語るスタミナがありました。新錣太夫は師匠の得意演目で七代目寛治とも演奏した所縁のある「土佐将監閑居の段」を語ります。劇中に「襲名披露口上」がある盛りだくさんの番組です。


鳴響安宅新関(鈴木多美)
歌舞伎と文楽の違いを楽しんで下さい〉

今年は市川海老蔵が十三代目市川團十郎白猿を襲名し「歌舞伎十八番の内 勧進帳」が上演されます。歌舞伎と文楽の「鳴響安宅新関・勧進帳の段」両方を見比べると面白さの違いがお分かり頂けます。どちらもお能「安宅」を元にしており、歌舞伎は松羽目模様の舞台ですが、文楽は前半が松羽目模様、後半は安宅の関から離れた海辺の背景となります。文楽では太夫・三味線が大勢出演する演奏を「掛合い」と言い「鳴響安宅新関」では太夫7人三味線7挺の豪華版です。歌舞伎も文楽も主役は武蔵坊弁慶で、文楽の弁慶は吉田玉男。プログラムに名前は出ませんが、弁慶の足遣いの見事な動きにも注目です。気力充実した迫真の舞台に御期待下さい。


 国立大劇場 第63回日本舞踊協会公演 2月22日(土)
解説者 開演 終演 幕間
昼の部 筝曲「 令和薫風」  横阪有香 12:00    
長唄「ねずみ」
     

常磐津「京人形」

濱口久仁子      
義太夫「小栗曲馬物語」
     
新邦楽「道成寺昔語」
     
* 公演は22日昼の部、夜の部、23日昼の部、夜の部がありますが、22日昼の部のみ イヤホンガイド(日本語版と英語版)を実施いたします。
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タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ


 
歌舞伎座 国立小劇場 明治座 伝統芸能 華の舞      
 歌舞伎座 三月大歌舞伎 3月2日(月)~26日(木)
演目 解説者 開演 終演 幕間
昼の部 雛祭り 横阪有香 11:00    
新薄雪物語 花見 奥山久美子      
新薄雪物語 詮議 園田栄治      
新薄雪物語 広間・合腹 松下かほる      
夜の部 梶原平三誉石切 櫻井真帆 4:30    
高坏 白鳥真有子      
沼津 横阪有香      
* 8日(日)夜の部は貸し切り(幕見席は営業)
*
タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ

 国立小劇場 三月歌舞伎公演 通し狂言「義経千本桜」 
 3月3日(火)~26日(木)
演目 解説者 開演 終演 幕間
Aプロ

二段目
(伏見稲荷鳥居前の場)

三浦広平      
(渡海屋・大物浦の場) 市井佳代子      
Bプロ 三段目
(下市村椎の木・
竹藪小金吾討死の場)
渡辺まり      
(下市村釣瓶鮨屋の場) 高木秀樹      
Cプロ 四段目(道行初音旅) 阿部さとみ      
(河連法眼館の場) 髙木美智子      
*

Aプロは3,6~9,12,15,17,18,20,21,23,24,26日 12時開演。
Bプロは3,6,15,18,21,24日 午後5時開演、4,5,13,14,16,19,22,25日 12時開演。

Cプロは4,5,7~9,13,16,17,19,20,22,23,25,26日 午後6時開演。
*

10日(火), 11日(水)は休演

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タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ

 明治座 三月花形歌舞伎 3月2日(月)~26日(木)
演目 解説者 開演 終演 幕間
昼の部 菅原伝授手習鑑
車引
齋藤智子 11:00    
一本刀土俵入 横出葵      

芝翫奴

近江のお兼
濱口久仁子      
夜の部 桜姫東文章
発端・序幕・二幕目
すぎはらちゅん 4:00    
桜姫東文章
三幕目・大詰
鈴木多美      
* 8日(日)昼の部、10日(火)昼の部は貸し切り 。
*
タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ


 
 伝統芸能 華の舞 3月10日(火)~25日(水)
演目 解説者 上演時間 幕間
吉原雀 中川美奈子    
二人椀久    
連獅子    
* 日程・会場・開演時間など、詳細はこちら
開演時間は会館により異なります。
* タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ