今月の観どころ・聴きどころ

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今月上演される演目のみどころをイヤホン解説者がコメントします。
劇場別のタイムテーブルも一緒にご覧いただけます。

なお公演の実施に関しましては、ご来館前に各劇場のWEBサイトで最新情報をチェックいただきますようお願いいたします。

 

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今月のスケジュール  来月のスケジュール
歌舞伎座 国立大劇場 京都南座 国立小劇場 シネマ歌舞伎  
 歌舞伎座 十二月大歌舞伎 12月1日(火)~26日(土)
演目 解説者 開演 終演 幕間
第一部 弥生の花浅草祭 中川美奈子 11:00    
第二部 心中月夜星野屋 奥山久美子 1:30    
第三部 傾城反魂香
土佐将監閑居の場
横出葵 4:00    
第四部 日本振袖始
大蛇退治
横阪有香 7:15    
* 8日(火)と18日(金)は休演。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ

弥生の花浅草祭(中川美奈子)
師走の歌舞伎座第1部は、華やかな変化舞踊「弥生の花浅草祭」をご覧いただきます。
この踊りは、二人の役者が四変化でみせる、豪華で大がかりな作品です。第2景目にあたる「三社祭」は、ご覧になったことがおありの方も多いと存じます。もともと「神功皇后と武内宿禰」「三社祭」「通人と国侍」と進み、最後は「石橋」の獅子の毛振りでめでたく舞い納める作品でした。最もエネルギッシュな「三社祭」の場だけが伝えられてきましたが、昭和43年国立劇場で復活上演されました。しかしながら、早変わりに振りの細かさ激しさ、体力の配分と、演者にとってはたいへんな挑戦です。
この踊りが誕生した天保時代は、自然災害、大飢饉、打ち壊し、政変… さまざまなことが起き、歌舞伎は厳しい取り締まりの対象ともなりました。それでも、人々は情熱を失うことなく、この華やかな舞台を今に伝えてきたのです。見終わると、身体いっぱいに漲る元気をお感じになられるはずです!
このたびは、片岡愛之助と尾上松也がコンビを組んで演じます。今年は人気ドラマでも大活躍だった二人の、今年最後の大奮闘に、どうぞご期待くださいませ。

 

心中月夜星野屋(奥山久美子)
このお芝居は、落語の「星野屋」を歌舞伎にした作品で、2018年の八月、歌舞伎座での納涼歌舞伎で初演されました。今回は、待望の再演です。落語が実写になった感覚で、大笑い間違いなし。イヤホンガイドでは、当時の時代背景やお芝居のなかのちょっとしたこだわりなどをお話いたします。噺家さんによる特別企画もございますので、お楽しみに。
 国立大劇場 十二月歌舞伎公演 12月3日(木)~26日(土)
演目 解説者 開演 終演 幕間
第一部

三人吉三巴白浪

序幕
鈴木桂一郎      

三人吉三巴白浪

二幕目、大詰
髙木美智子      
第二部

天衣紛上野初花

河内山
園田栄治      
   上 鶴亀
下 雪の石橋
濱口久仁子      
* 15日(火)は休演。
 

【開演・終演の予定時間】
第一部:11時開演、1時20分終演
第二部:3時30分開演、6時終演

各部30分休憩あり
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ
 京都南座 當る丑歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎

 12月5日(土)~12月19日(土)

演目 解説者 開演 終演 幕間
第一部 操り三番叟 飯村絵理子 10:30    

傾城反魂香

土佐将監閑居の場
髙橋ひさし      
第二部 寿二人猩々 飯村絵理子 2:30    

一谷嫩軍記

熊谷陣屋
高木秀樹      
第三部 末広がり 飯村絵理子 6:40    
廓文章 高木秀樹      
* 11日(金)は休演。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ

一谷嫩軍記 熊谷陣屋(高木秀樹)
片岡仁左衛門が主人公の熊谷直実を演じます。上演頻度の高い作品で多くの名優が直実を演じてきた中、当代仁左衛門の直実には「父性」が強く感じられます。
もう筋はバラしますが敵の平敦盛の身代わりに我が子・小次郎を犠牲にします。主・源義経による小次郎の首の検分が終わると、直実は首を我が子そのもののように強く抱きます。
「源平合戦のヒーロー」というような華々しさでなく、一人の父親という仁左衛門の直実を目にすると、皆様もきっと胸が熱くなることでしょう。

 

廓文章(高木秀樹)
先日、天寿を全うした坂田藤十郎は四代目でした。その四代目が崇拝した初代藤十郎は江戸時代、とりわけ元禄年間に活躍した名優。得意とした演目が「夕霧狂言」でした。
「日本三大遊女」の一人とされる夕霧太夫で現代風に言えばスーパーアイドル。惜しくも二十代で亡くなると彼女をモデルにした「夕霧狂言」が多く作られ、相手の客は決まって「藤屋伊左衛門」という男でした。
これは演じた役者、初代坂田藤十郎を当て込んだもので、藤十郎だから「藤屋」。そして「伊左衛門」とは初代藤十郎の本名だったのです。

そのように京大坂といった上方役者が演じてきた『廓文章』藤屋伊左衛門の役。それを江戸歌舞伎の名門、当代・十代目の松本幸四郎が演じます。通常は音楽が常磐津のところ「清元」というのも変わっていて歌舞伎通には楽しみですね。
 国立小劇場 12月文楽公演 12月3日(木)~15日(火)
演目 解説者 開演 終演
第一部

仮名手本忠臣蔵

二つ玉の段
身売りの段
早野勘平腹切の段
鈴木多美 2:00 3:30
5:00 6:30
第二部

桂川連理柵

六角堂の段

三浦広平 4:30  
7:30  

桂川連理柵

帯屋の段

松下かほる   6:00
  9:00
* 4日(金)、11日(金)、13日(日)、14日(月)は黒字。それ以外の日は赤字
休憩時間はございません。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ

「仮名手本忠臣蔵」二つ玉・身売り・勘平腹切りの段

(鈴木多美)
「仮名手本忠臣蔵」は元禄時代に江戸城松の廊下で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけた刃傷事件と翌年に浅野家元家老大石内蔵助ら47人が上野介を討った事件を元にします。徳川政権が成立して約100年後「金」の力が幅を利かせ始めた近世社会に時代遅れな武士の「忠義」は成立するかを問いかけます。「金」と「忠義」の板挟みとなるのが塩谷家(史実の赤穂家)の浪人早野勘平です。文楽の名人豊竹山城少掾は原作の六段目で四十七士に因んで「金」の文字が47文字あるのを発見しました。勘平と女房おかるとの悲しい「恋」の結末も見逃せない名作です。


「桂川連理柵」六角堂の段(三浦広平)
38歳になる夫・長右衛門が、14歳の少女・お半と結ばれてしまった。それを知りながら、なおも夫に尽くす妻のお絹ですが、けっして“ただ男にとって都合のいい女”ではありません。最大の見せ場である「帯屋」の前にこの場面がつくことで、彼女の心情がより鮮明になります。

もちろん物語の主役と言えるのは長右衛門そしてお半ですが、私はこのお絹こそが、陰の主役ともいえる存在だと思います。彼女の機転にご注目いただきたい「六角堂」です。
 
 国立小劇場 12月文楽鑑賞教室 12月3日(木)~15日(火)
演目 解説者 開演 終演

二人禿

三浦広平 11:00  
2:00  
7:00  

文楽の魅力

   
   
   

芦屋道満大内鑑
葛の葉子別れの段

渡辺まり   12:40
 

3:40

  8:40
* 4日(金)、11日(金)は黒字・青字。13日(日)、14日(月)は黒字。それ以外の日は黒字・赤字
休憩時間はございません。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ

二人禿(三浦広平)
禿とは、廓でトップクラスの遊女=花魁のお世話をする少女のこと。可愛らしい二人の禿が、満開の桜の下で舞い遊ぶ姿が印象的な景事(けいごと/人形の舞踊的な所作を中心にした作品)です。
今回は、特にはじめて文楽をご覧になる学生さんに向けて、①開演前の放送では「文楽はこれさえ知っておけば大丈夫!」として二つのポイントをご紹介。②またリアルタイムの放送では、三人遣いによる人形の美しい動き、生演奏ならではの義太夫の魅力を、舞台の進行に合わせてご案内します。

鑑賞教室とはありますが、どうぞ身構えずに、楽しむ気持ちで劇場へいらして下さい。
 
 国立小劇場 12月文楽鑑賞教室 Discover BUNRAKU
-外国人のための文楽鑑賞教室 12月14日(月)
演目 解説者 開演 終演

文楽の魅力

7:00  

芦屋道満大内鑑
葛の葉子別れの段

渡辺まり   9:10
* 休憩時間はございません。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ

 シネマ歌舞伎 12月4日(金)~10日(木)
演目 解説者 上映時間

め組の喧嘩

市井佳代子 1時間43分
*

開演時間は上映劇場により異なります。
会場・開演時間など、詳細はこちら

* 「シネマ歌舞伎」の上映やイヤホンガイドアプリの実施に関しましては、ご来館前にWEBサイトで最新情報をチェックいただきますようお願いいたします。
* タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
 観どころ・聴きどころ

歌舞伎座 国立劇場 新橋演舞場 大阪松竹座 国立文楽劇場  
 歌舞伎座 壽 初春大歌舞伎 1月2日(土)~27日(水)
演目 解説者 開演 終演 幕間
第一部 壽浅草柱建   11:00    
悪太郎        
第二部 夕霧名残の正月   2:45    
仮名手本忠臣蔵
祇園一力茶屋の場
       
第三部 菅原伝授手習鑑
車引
  6:45    
らくだ        
* 12日(火)と19日(火)は休演。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ
 国立劇場 初春歌舞伎公演 「四天王御江戸鏑」 
 1月3日(日)~27日(水)
解説者 開演 終演 幕間

前半

       

後半

       
* 14日(木)は休演。
  【開演・終演の予定時間】
15日(金)は4時開演、7時終演
それ以外の日は12時開演、3時終演
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ
 新橋演舞場 初春 海老蔵歌舞伎 1月3日(日)~17日(日)
演目 解説者 開演 終演 幕間

春調娘七種

  11:30    
4:30    
毛抜        
     

上 藤娘

下 橋弁慶
       
     
* 4:30開演は3日(日)、6日(水)、9日(土)、10日(日)、
16日(土)のみ
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ
 大阪松竹座 坂東玉三郎 初春特別舞踊公演 
 1月2日(土)~19日(火)
演目 解説者 開演 終演 幕間

お年賀 口上

2:00    
賎の小田巻        

傾城雪吉原

       
* 6日(水)、10日(日)、15日(金)、16日(土)は休演。
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ
 国立文楽劇場 初春文楽公演 1月3日(日)~1月24日(日)
演目 解説者 開演 終演 幕間
第一部

菅原伝授手習鑑
車曳の段

茶筅酒の段

喧嘩の段

訴訟の段

桜丸切腹の段

       
第二部 碁太平記白石噺
浅草雷門の段
新吉原揚屋の段
       
義経千本桜
道行初音旅
       
第三部 妹背山婦女庭訓
道行恋苧環
鱶七上使の段
姫戻りの段
金殿の段
       
* 14日(木)は休演。
 

【開演の予定時間】
第一部:11時開演
第二部:2時30分開演

第三部:6時開演
*

タイムテーブルは予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

 観どころ・聴きどころ