営業部 : 橋本 晴佳 2011年4月入社 |
現在の仕事内容 |
当社が営業を行っている各劇場に「劇場担当」として配置され、予算立てから販促企画の検討、売り場のディスプレイ検討、アルバイトスタッフへの指導、貸出窓口での接客を行います。
私は特に、歌舞伎の巡業(全国ツアー)公演に当社営業担当として同行することが多く、年に数回は出張にでています。巡業では全国各地の主催者とのやり取りや、現地でイヤホンガイドの貸し出しなどの接客を行います。
上記業務の他にも、歌舞伎にちなんだカルチャー講座への講師派遣や、イヤホンガイド未実施の新規劇場へ実施に向けた交渉などを行っています。
イメージとしては、小さなお店の店長さん+営業マン、という感じでしょうか。 |
これまでで一番印象に残っている仕事 |
去年の巡業公演で、主演の市川染五郎さんに休憩時間放送への出演を依頼しました。その際、地方のお客様により楽しんでもらえるように、イヤホンガイドの放送内でも通常のインタビューではなく何かおもしろいことをしよう、と逆にご提案いただき、巡業中にご当地それぞれで音声を収録して毎日違う内容を放送する、というロケ放送をすることになりました。
通常、イヤホンガイドは初日前に録音したものを1か月間放送するのが基本なので、毎日出先で収録して、さらにその場で放送するのは初めて。不安もありましたが、結果お客様にはとても喜んでいただくことができました。出演者と想いが一致し、公演を盛り上げる一助になれたこと、一緒に巡業を回って放送を出してくれている制作部の先輩たちが「無理」と言わずにおもしろがってやってくださったこと、お客さんの満足そうな顔を拝見できたこと、そのどれもが印象的な公演でした。 |
私が仕事にやりがいを感じるとき |
お客様の「(解説が)あってよかった、楽しめた」という声を聞けた時です。
場所や人によっては、お客様にとって生まれて初めての歌舞伎、一生に一回の歌舞伎、という場合もあります、イヤホンガイドを使ったことで、歌舞伎をより身近に感じることができた、と思ってもらえると、やりがいを感じます。
時折、ご高齢のお客様が、イヤホンガイドの使用料をきちんと袋に入れて、それを握りしめて持ってきてくださいます。何日も前から楽しみに、準備してくださったのだな、と思うと、とてもありがたい気持ちになり、これからも良い解説をお届けしなくては、と気が引き締まるところです。 |
当社を志望しているみなさんへのメッセージ |
入社年数の多い少ないに関係なく、やりたい、と思ったことをすごく後押ししてくれる会社です。
「イヤホンガイド社に入ったらこんなことがしてみたい」「こんなことがあったら、こんなことをしたらお客さんが喜んでくれるかも」という思いがたくさんある方には、働きやすい環境なのではと思います。
今後は、時代の流れと共にこれまでにはなかった「解説」のカタチが求められることも多くなってきますので、
「イヤホンガイド×(かける)○○」と、別分野ともかけ合わせられるチャンス。皆様のアイディアを一緒に叶えてゆきましょう。 |
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営業部 : 泰地 綾子 2015年4月入社 |
現在の仕事内容 |
イヤホンガイド実施劇場でのお客様へのイヤホンガイド貸出業務、主催者や劇場関係者の対応窓口業務、現場手配・交渉、販促を目的とした企画立案実施、公演中の現場運用、業務効率化を目的とした企画。営業に不可欠な「ヒト・カネ・モノ」に関わるあらゆるマネジメントを行っています。
また、劇場公演に限らず、『靖国神社夜桜能』などの野外公演も担当しています。 |
これまでで一番印象に残っている仕事 |
入社1年目での初めての大阪や2年目での博多出張業務。地方では東京の常設劇場とは違った新しい発見や経験を多くすることができました。
お客様の雰囲気や、それぞれの土地、劇場に合わせた運営方法を臨機応変に考えたり、各地方でのホテル生活をしたりするなど普段できない発見や経験をすることができ、印象的でした。 |
私が仕事にやりがいを感じるとき |
歌舞伎を初めてみる若い世代がイヤホンガイドを片手に「面白かった〜」と言っていたのを見た時。
もともと、自分と同じ世代に歌舞伎の楽しさを知ってもらいたいと思い当社に入社しました。最近は歌舞伎を観に来る大学生などの姿も見られるようになり、ほとんどの方がイヤホンガイドを利用しています。同世代の方が終演時に「楽しかった」と言って帰られる姿を見た時、やりがいを感じます。 |
当社を志望しているみなさんへのメッセージ |
私は日本の伝統芸能を現在、そして後世に残す橋掛かりとなる仕事を行えていることに誇りを感じます。そして何よりも、楽しみながら仕事をしております。
日本の伝統芸能は少し難しいイメージがありますが、コンサート等と同じくエンターテイメントです。自分が楽しくなければ良いものをお客様に届けることはできません。
楽しく一緒にお仕事ができればと思います。 |
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制作部 : 久保 紀予 2014年4月入社 |
現在の仕事内容 |
主に行っているのは以下の3点です。
@劇場(歌舞伎座、国立劇場、平成中村座など)でのイヤホンガイド放送のオペレート。
たまにイヤホンガイドは毎日生放送ですか?と聞かれることがありますが、実は事前に収録、編集した音声をオペレーターが毎日舞台を見ながらタイミングを合わせて送り出しています。
A毎月のイヤホンガイドの放送コンテンツ制作。
毎月初日前に解説の収録、編集を行い、またどのタイミングで解説を流すのがベストかを解説員と相談しながら決めてゆきます。歌舞伎は年に何度か同じ演目が上演されることもありますが、イヤホンガイドの解説は使い回しをせずに毎回、新たに制作しています。現在、イヤホンガイドの解説員は20名以上が在籍していますが、同じ演目でも20通りの楽しみ方を提供できる、と言えるかもしれません。
Bイヤホンガイドを放送するための機材メンテナンス、および準備。
放送機材というと難しい印象を受けるかもしれませんが、私は知識が全くないところから先輩にひとつひとつ教えていただき、現在は機材の管理を任されるまでになりました。 |
これまでで一番印象に残っている仕事 |
普段から楽しいことが多いので、一番を選ぶのはなかなか難しいですが…
最初に所属した営業部時代に巡業公演(2週間)に行ったことは、印象深い仕事のひとつです。入社して3か月目で、営業部の仕事も社会人としての常識もまだまだ勉強中だったので、覚えることだらけで忙しかったですが、毎日違った条件のもとで仕事を行うという、常設劇場とはまた違った経験ができ実りの多い2週間となりました。また、移動しながらの公演なので、行ったことのない土地を毎日転々とするのが新鮮で楽しかったです。 |
私が仕事にやりがいを感じるとき |
@お客様から直接・間接問わず、「お芝居を理解する上で助かった」、「やっぱり借りて良かった」、「わかりやすかった」などの言葉をいただくとき。
A毎月、一演目イヤホンガイドの制作を完了させるとき。 |
当社を志望しているみなさんへのメッセージ |
初めてやること・わからないことはしっかり教えてくださる先輩の多い、恵まれた、かつ働きやすい環境だと思います。日本の伝統芸能(歌舞伎・文楽・能楽など)に興味のある方にはぴったりの会社ではないでしょうか。 |